試合に出ていない選手のディスアドバンテージとは?! 鹿島アントラーズのクォン・スンテ選手をチェック!

試合に出ていない選手にとって、ディスアドバンテージになる部分とは何か?

あなたもおそらく経験したことがあるはずです。

 

・鹿島アントラーズのクォン・スンテ選手とは?

・元韓国代表の素晴らしいゴールキーパーにも?

・試合感がなくても磨き続けるべき部分とは?

 

今回はこちらの3本をお届けしたいと思います。

映像は鹿島アントラーズvsアビスパ福岡のルヴァンカップです。

この記事を見ることで、【試合に出ていないあなたが何をすべきか】が明確になるでしょう。

試合に出ていない選手のディスアドバンテージとは?!

試合に出ている選手に追いつき、そしてそれを追い越すためには乗り越えなければならないことが多々あります。

 

鹿島アントラーズのクォン・スンテ選手とは?

今回注目したゴールキーパーは鹿島アントラーズのクォン・スンテ選手です。

※写真はゲキサカ様より引用

 

韓国の全北現代モータースに加入に、プロデビュー。

韓国・日本で通算362試合に出場したベテランゴールキーパー。

もちろん韓国代表としても6試合に出場しています。

着用キーパーグローブはナイキのヴェイパーグリップ。

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元韓国代表の素晴らしいゴールキーパーにも?

2020年シーズン途中より、鹿島アントラーズユース出身の沖悠哉選手のJリーグデビュー後、出場機会がなかったクォン・スンテ選手。

 

もちろん、どんなに素晴らしい選手であっても試合に出られなくなる時はくるでしょう。

たまたまコロナの影響で降格などがない2020年シーズンなどは、若手ゴールキーパーへの切り替えがしやすかったともいえます。

 

じゃあクォン・スンテ選手が落ちているのか?

そんなことはありません。

依然として素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるJリーグ屈指のゴールキーパーといえます。

 

しかし、ルヴァンカップの第2節で9ヶ月ぶりの出場となり、その後ルヴァンカップのみの出場機会となっていました。

そのルヴァンカップの第5節、vsアビスパ福岡戦でのプレーのワンシーンです。

高めのDFラインだった鹿島アントラーズに対し、背後へパスを出した形です。

高めのポジションを取っていたクォン・スンテ選手は、出るか出ないかの判断に迷い、下がるのが遅れてしまいました。

相手FWがボールを触るとき、非常に中途半端なポジションになっているのがわかります。

中央へパスが出されたときにはときすでに遅し。

ガラ空きのゴールに。

 

ただの判断ミスではない

簡単にいえば判断ミスだし、判断をミスした原因はポジションです。

ですが、実は【試合感】と言うのが大きくモノを言うのです。

実際に、何シーンか、前に出るか出ないかの判断を迷っているケースがありました。

ゴールキーパーは、経験が大きい部分があります。

「大舞台でチョンボをしないためには、新人よりも慣れているゴールキーパーを使いたい」

そう思う監督やコーチがいるのが普通です。

 

ただ、大舞台や数多くの試合を経験してきたクォン・スンテ選手ですら、【試合感】には勝てないのです。

これは他のゴールキーパーも同じです。

 

どうやって試合感を取り戻していくのか?

例えば、怪我をしていて復帰した試合などは違和感はありませんか?

それが長期離脱をしていればしているほど、その違和感がなかなか取れません。

ではどうすればいいのか?

 

それは遠近感やボールスピードに慣れるだけでも全然違います。

ただ、試合感覚は簡単に取り戻せるモノではありません。

だからこそ、試合に出ていない時間、いわゆる外でゲームを見ている時間でどれだけイメージをできるかも大事なポイントでしょう。

繰り返しチームトレーニングで、DFと連携を深めていくことも大事になってきます。

 

試合感がなくても磨き続けるべき部分とは?

試合感というのは、徐々に改善されてきます。

できる限り、紅白戦やスモールサイドゲームでもいいので、ゲーム形式に積極的に合流しましょう。

ただ、判断は戻ったとしても、キーパープレーを疎かにしていてはいけません。

 

ここではクォン・スンテ選手の素晴らしいセーブをご紹介します。

ちょうど中央付近で横向きになったシューターに対し、適切なポジションを取りました。

インスイングで巻いた鋭いシュートを打たれました。

ここで素晴らしかったのは、ボールに対してクロスステップを運んだダイビングしたことです。

ループシュートも考えられるシチュエーションで、前に出にくい場面でした。

もちろん中央付近のため、シュートコースも広い状況です。

ゴールの外側からゴールに入ってくる巻いたシュートをすぐに飛ぶのではなく、クォン・スンテ選手はできる限りボールに寄ってセーブ。

やはり試合から少し遠ざかっていたとはいえ、圧巻のプレーでした。

ゴールキーパーに取って、シュートストップは磨き続ける大事なプレーです。

 

試合に出ていない選手のディスアドバンテージを克服するために

試合に出ていない選手と出ている選手では、同じ実力でも大きく【試合の安定感】が異なります。

だからこそ試合に出てプレーすることを味わう必要があります。

 

また、出れていない選手はできる限り、ゲーム形式に参加すべきと言えるでしょう。

トッププロですら、試合感を取り戻すには時間がかかります。

 

また、そればかりに気を取られていては、自分のスキルが上がっていきません。

ゴールキーパー個別のトレーニングにも積極的に励む必要があります。

 

チームのゲーム形式に入れば、ディスアドバンテージは克服できるかもしれません。

ですが、キーパースキルはGKコーチや、ゴールキーパーを学ぶ環境がなければ獲得できません。

じゃあどうしますか?

 

・チームにGKコーチがいない

・ゴールキーパーの技術をもっと知りたい

・GKコーチを始めるから。基礎技術を学びたい

・自主練を行うから、自主練のトレーニングを教えてほしい

・これ以上子供が失点して悔しい顔推しているのを見たくない

 

日本一ゴールキーパーを学べる学校では、そういった悩みを解決することができます。

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